月別アーカイブ: 2014年4月

なんとかXL250Sを仕上げました。でも、いろいろと・・・

部品取りエンジンから取ってきたカムチェーンテンショナーを無事に取り付け、エンジンオイルを入れ忘れる、という大馬鹿なこともせずエンジンを組み上げました。もちろん、カムのオイル溜めにもオイルを満たしておきました。点火プラグを取り外して5分くらいキックをひらすらやりました。140428
点火プラグを取り付け、燃料コックオン、チョークを引いて、キック二発でエンジンがかかりました。
あれっ!?なんかシリンダーヘッドからのメカノイズが大きいような。いや、明らかに大きい。
アクセルを戻すといやな感じでエンジンが止まりました。「あっ・・・エンジン壊れた。」って思いました。次のエンジンをどうやって手に入れようか、と瞬間的に考えました。
被害が少ないうちにエンジンを開けようか、とも思いましたが、まずはキックでエンジンを回してみました。ゆっくりとキックで何度もエンジンを回しても特に異常は感じられません。ならばもう一回エンジンをかけてみよう。一発でかかりました。でも明らかにメカノイズが大きい。そして、アイドリング付近までエンジン回転数を下げるとエンストします。やっぱり、エンジンを開けようかと再び考えながら、今回、今までと違うことをしたのはなんだっけなと考えると、カムチェーンテンショナーです。サービスマニュアルにカムチェーンテンショナーのロックナットを締める際には、「カムチェーンテンショナーを上に一杯に引き上げる」と書いてあります。今までは、当然ながらシリンダーヘッドを組み付ける前にカムチェーンテンショナーのロックナットを締めていました。その際、チェーンテンショナーの上部を指でつまんで上に引き上げていました。今回は、シリンダーヘッドを組み付けた状態でチェーンテンショナーのロックナットを締めました。チェーンテンショナーを指でつまんで引き上げられないので針金をチェーンテンショナーに通して上に引き上げました。「そう言えば、サービスマニュアルに書いてあるチェーンテンショナーを上に一杯に引き上げる、ってどれぐらいなんだろう?」10Nの力で引き上げるとか書いてくれればおおよその見当が付くのに、「一杯」ってどれぐらいだろうと思いながら針金をグイーっと引っ張り上げてロックナットを締めたのでした。これが間違いだったのです。引っ張りすぎでした。
なんとなく、チェーンテンショナーを引っ張り上げたのがチェーンを張り過ぎたことだと思い込んで、ならばロックナットとセットボルトを緩めてみようと思いました。チェーンを貼りすぎてメカノイズが出たのかなと。でも、チェーンテンショナーを上に引っ張り上げた行為が台無しになるんだけど本当にいいのかなー、と。でも他に思い当たることないし、でロックナットとセットボルトを緩めました。ガスッっていう音がしてチェーンテンショナーが動きました。再びロックナットとセットボルトを締めてエンジンをかけたら、あーら不思議。メカノイズのない心地良い音になりました。アイドリングも安定しました。
実はチェーンテンショナーの構造をしっかり見ればわかるのですが、上に引き上げるとチェーンのテンションが下がります。サービスマニュアルの点検・整備をあらためて読んでみると、カムチェーンテンショナーの調整は、「エンジンアイドリング状態でロックナットとセットボルトを緩めるとばねの力で自動的に適正な張りに調整される。」と書いてあります。うーむ、そういうことだったのね。つまり、テンショナーを強く引き上げすぎてチェーンが緩んでいたということでした。サービスマニュアルに書いてある「チェーンテンショナーロックナットを締める際にはチェーンテンショナーを上に一杯に引き上げる」というのは、指でつまんで軽く引き上げるという意味です。
あー、今回もいろいろあったなー。素人整備って本当に注意深さが必要です。構造と作りを十分に理解・把握して作業しないと大変なことになります。

XL250Sのシリンダーベースガスケットからオイル漏れ、そして・・・

XL250Sのシリンダーをボーリングして0.25mmオーバーサイズのピストンを入れたのが、去年の11月。数回のツーリングでシリンダーベースガスケットからオイル漏れしてきました。シリンダーベースガスケットを再利用したのがまずかったかな・・・
5月4日、5日のXLオフ会に行って皆さんに会うのにこのオイル漏れは恥ずかしいな、ということで、A1-IMPORTさんからガスケットキット VG-185 を買って腰上のガスケットを交換することにしました。
さて、まずは倉庫の中の自転車とCG125を外に出してXLを倉庫の真ん中に、あれっ?後輪がびた一文まわりません。腰上だけのガスケット交換だからそんなに時間はかからない、というつもりで取り掛かったのに。
先週、洗車してチェーンに給油してチェーン調整したんだけど。でもその後、乗っていない。あっ!ブレーキ?遊びを確認したらほとんどありません。チェーン調整した後にブレーキの遊び調整をし忘れていました。でも、ブレーキを緩めてもホイールはまわらず。ホイールをばらしたらブレーキドラム内側が錆びてブレーキシューと固着していました。高圧洗車機を使った際にブレーキドラム内にたっぷり水を入れてしまったのが原因でした。
ブレーキドラムとブレーキシューの錆を落としてホイールを組み上げ、エンジンをばらし始めました。
驚いたことにシリンダーヘッドボルト4本にほとんどトルクがかかっていませんでした。これではオイル漏れして当然です。トルクレンチを使って下限値35N・mで締めたはずなのに。なぜだろう?わかりません。140427
とにかく、予定通り腰上をばらしてガスケットを交換します。
シリンダーヘッドを今回は上限値40N・mで締めました。それもかなり念入りに複数回に分けて。KTCのデジラチェで40N・mって結構体力的にきついです。デジラチェの腕が短いので。
ここまでエンジン組立ては特に問題ありませんでした。ところが、ここで悲劇が。チェーンテンショナーの上側にあるセットボルトを締めようとしたら「なんか最初からトルクがかかっているなー、ちょっと変だなー。」と思いながら締めていったら最後にボルトが座面に着いてもトルクが上がりません。「やっちゃった。」チェーンテンショナーの雌ねじをなめてしまいました。
チェーンテンショナーなんて手に入るかなー?とがっかりしながら、ふと思い出しました。「あー、うちには部品取りのエンジンがあるじゃん。」親父からじゃまだから捨てろ、と言われていながらとっておいて良かった。チェーンテンショナーを部品取りエンジンから取り出して本日は終了。腰上だけのつもりが右クランクケース、エンジンオイル、エンジンアンダーカバー、右ステップ、ブレーキペダルを分解することになりました。
素人整備の浅はかさっていう感じです。