XL250Sの非分解フューエルコックを分解してパッキンを交換

1979年のXL250Sも既にフューエルコックは (基本的に) 非分解構造なんですよね。
数年前からフューエルコックがほぼOffなのに燃料が流れてしまう、とかってなっていました。フューエルコックレバーを真横にすればOffになるのに、ほんのちょっと傾いているとOnになってしまう。Reserveとの切り替えは問題なく機能していたので放ってました。
でも、そのうちだめになるんだろうなーと、XLオフ会で話をしていたら、「みつ」さんが「俺はXL500Sのフューエルコックのパッキンを交換したよ。」とのこと。On / Off / Reserve を切り替えるためのパッキン単体は、XLのパーツリストに載っていません。だって、フューエルコックがカシメられていますから、当然アッセンブリー交換です。
「みつ」さんのお話ではCBなんとかのフューエルコックが分解可能構造でそのパッキンとXLのパッキンは共用なのだそうです。そんなこと知っているってすごすぎる。
その On / Off / Reserve を切り替えるためのパッキン単体 ( 四ツ穴のパッキン) の品番は下記です。
16955-268-020
「みつ」さん、ありがたや~、ということでパッキンをだいぶ昔に買っておきました。そして、2週間前に雪の中、林道ツーリングに行って帰ってきてフューエルコックをOffにするつもりで、ちょっとレバーをこじったらガソリンがだだ漏れしました。こじらなければとりあえず大問題にはならないのですが、レバーを押す感じでこじると確実にガソリンがだだ漏れします。こりゃ、さすがになんとかしなきゃ、と。
今日、フューエルコックを分解してパッキンを交換しました。
交換後の姿がこの写真です。
フューエルコックのレバー押さえ板がねじで留められているのがわかりますか?
元々は、ねじではなくカシメです。
燃料タンクのガソリンを抜いて、フューエルコックを燃料タンクから取り外し、フューエルコックのカシメ部分の頭を慎重に5mmドリルで揉んで削り落として分解しました。
取り出した四ツ穴パッキンは、いくらか変形していました。40年近くガソリンと接して押さえ付けられていたのですから当然です。新品のゴムの柔らかさとは確かに違う硬さですが、見た目的には大差ありません。
フューエルコック本体のカシメ部分の中央にドリルで慎重に2.5mm穴を開けました。貫通させるとドリルが折れてしまいそうな裏側形状なのでぎりぎり貫通しないような深さでとめました。このために買ったM3タップ #1, #2, #3を使ってM3雌ねじを切りました。非貫通M3雌ねじは力加減が難しいです。
On / Off / Reserve を切り替えるための四ツ穴パッキンは、純正代替品が見つかりましたが、フューエルコックと燃料タンクの接続部分をシールするパッキン「外径16mm, 内径9mm, 厚さ2mm」は用意できませんでした。仕方なく、キタコの耐ガソリン性ラバーシート 厚さ:1mm 材質:H-NBR 品番:0900-094-09010 を利用することにしました。円切りカッターで外径を切り出し、9mm穴あけポンチで内径を切り落としました。1mm厚さのままだと短い期間でへたりそうなので2枚重ねにしました。円切りカッターを今回始めて使ったのですが、要領を得るのにいくらか練習が必要でした。普通のコンパス同様、強い力をかけてはいけない、すーっと、何周か回して焦らず少しずつ切り込みを深くしていく感じです。
写真は使った部品と工具です。
無事に完成してフューエルコックを切り替えるとスムーズに動き、正しく動作しました。楽しいなー。

XL250Sの非分解フューエルコックを分解してパッキンを交換」への6件のフィードバック

  1. みつ

    お疲れさまでした。

    無事加工作業も出来て、これからはパッキン交換でOKですね。
    タップ仕立ては正解です。
    鉄板ビスではネジ山が広すぎて、いとも簡単に緩んでしまいます。

    コックレバーの可動部で擦れる為、片面側のパッキンの損傷度合いが上がりますので、
    もし滲んできたら、裏返しに取付て様子を見てみるという手もありますよ。

    秋田市 現在積雪19cm。   気温マイナス5℃。 
    12月中旬から程除雪機のハンドルばかり握ってる感じ・・・。

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  2. みっく

    「みつ」さん、ありがとうございます。そして、ありがとうございました。
    でも、次にXLのフューエルコックのパッキンを交換または表裏ひっくり返すのは40年後ですから、私95歳、「みつ」さん100歳じゃないですか・・・
    そのために、私は苦労してM3の雌ねじを切ったのか~、うーん、感慨深いものがありますねー。

    返信
  3. おおさき

    みっく様 はじめまして、大崎と申します。旧サイトよりこちらへ訪問致しました。バイクいじりに関連した新規記事執筆のご依頼についてご相談したく、コメント欄より失礼致します。お忙しいところ恐れ入りますがご返事くださいましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

    返信
  4. みっく

    大崎様、はじめまして。
    お役に立てるかどうか全く未知ですが、ご相談がおありでしたら、初回からこの場でご相談いただいて結構ですよ。ご相談ってなんでしょうか?

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  5. 9696

    はじめまして。以前のブログでXL250S のエキパイとマフラーをニュージーランドから注文されているのを拝見させてもらったのですが、自分もXL250S に乗ってるんですがすいませんが注文の仕方を教えていただけないでしょうか?ヨロシクお願いします。

    返信
  6. みっく

    9696さん、こんにちは。
    まだあのニュージーランドの店はあるのかなーと思いながらウェブサイトを見たらちゃんと前のままありました。値段はちょっとだけ高くなっていますね。
    http://www.japmcdismantlers.co.nz/
    XL250S用マフラーのページは下記です。
    [Home] > [Exhausts] > [Honda Mufflers] > [MH230] US$ 158.35
    XL250S用エキパイのページは下記です。
    [Home] > [Exhausts] > [Honda Header Pipes] > [MH030] US$119.10

    注文方法は下記に載っています。
    [Home] > [Order On Line]
    このページにクレジットカード情報を入力するフォームがありますが、「http」なのでクレジットカード情報をこのページから送信するのは非常に危険です。
    この危なさは昔と何にも変わっていません。セキュリティ意識が低いままです。
    私は、クレジットカード番号以外の情報(注文部品番号も)をすべてメールで送り、メール本文に「クレジットカード番号は電話で伝えます。」と書きました。(メールにクレジットカード情報を全て書くのはこれまた危険ですよ。老婆心ながら。)
    翌日くらいに電話しましたが、留守番電話になっていたのでメッセージとクレジットカード番号を残しました。その後のやり取りはメールで行いました。良い感じの対応でした。送料を安くするために船便を希望したのですが、店のひとが「そんなに安くならないし、行方不明になることが多いので飛行機にしときな。」って回答してくれました。
    英語で電話するのが不安な場合は、ファクシミリでクレジットカード番号だけ送るのも手かもしれません。
    PayPalが使えないし、銀行間国際送金は手数料がめちゃ高い、ニュージーランド国内では一般的な Cheque など日本からは使えないのでやっぱりクレジットカードですかね。セキュリティ意識が低いのがちょっと難点かもしれません。

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