[オートバイっていいよな〜、の世界]   このページの最終更新2010-05-30
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四輪車用ETC車載器を無理矢理オートバイに使う。 乾電池で。

1】ETC車載器ゼロ円キャンペーン

2007年4月にYahooでETC車載器ゼロ円キャンペーンというものをやっていました。キャンペーンに申し込むと費用負担全くなしでETC車載器が手にはいるというものです。早速申し込みました。どういうしくみなのかわかりませんが本当にゼロ円でETC車載器が手に入りました。ETCカード、Yahoo Japan VISAカードの年会費も永年無料です。
私が負ったことは、このETC車載器を2年間は使う(交換しない)こと、ETC利用に関するアンケートに答えること、カード申請のために個人情報を提供したことです。
我が家には普通車と軽自動車があり、普通車にはすでにETC車載器を積んでいます。今回のETC車載器は軽自動車用としてセットアップを申請しました。この軽自動車は6年乗って4万キロほど走りましたが一度も高速道路を利用したことがありません。 でもなにせこのETC車載器はゼロ円ですから。それにもしかしてオートバイに使えるかも...ということで。
軽自動車用にセットアップしたETC車載器をオートバイに付けて利用している人はすでに数多くいるようです。ETC車載器はセットアップした車両で使うのが決まりでもあり当たり前なのですが、軽自動車とオートバイは高速道路の料金区分が同じなのでそれほどやましい感じはしません。摘発された事例も今のところ聞いたことがありません。

2010-05-30追記
軽自動車用にセットアップしたETC車載器をオートバイに使うことに関して、法的問題の有無、摘発の可能性の有無について興味深いウェブページを見つけました。
結論は、2010年5月時点で、法的には問題ない、利用規約には反しているが罰則はなく摘発される可能性もない、今後、不利な方向に法律が変わる可能性はほとんどない、とのことです。

2】オートバイで使うための乾電池駆動 事前試験

私はオートバイで高速道路を利用することは滅多にありません。ETC車載器のために電源を車体から引っ張り出したり、ETC車載器を車体に取り付けたりするのは面倒だし格好も良くありません。ゼファーは12V電源ですがXL250Sは6V電源なので利用できません。
ということで乾電池で駆動できないものかと考えました。調べてみましたが12V以上の二次電池と充電装置で安くて適当なものは見つかりませんでした。
次に12Vの単5サイズアルカリ乾電池があることがわかりましたが容量が全然足りないようです。
GP Batteries International LimitedのGP23AE
http://www.gpbatteries.com.hk/html/techinfo/photo_alkaline.asp
http://www.gpbatteries.com.hk/pic/GP23AE.pdf
音声なしのETC車載器の待機時消費電流は200mA程度のようです。
私のETC車載器は12V/24V両方の電源に対応しています。それならばということで9V乾電池を直列にすることにしました。
問題は乾電池で本当に作動するのか、どれくらいの時間もつのかということです。

試験してみました。
9Vアルカリ乾電池2個を直列につなぎETC車載器に接続します。
ETCカードを抜き差しすると認識してブザーが鳴り正常に作動しているようです。
9Vアルカリ乾電池: ダイソーブランド 6LF22 157円/個
ETC車載器: 販売元 (株)ハイウェイパスポート、製造元 古野電気(株) アンテナ分離型 J-HP101B
ETCカードを刺したままの待機状態で連続稼働を行い電圧の変化と時間を調べました。
カードを認識しなくなり動作しなくなるのが6Vくらいです。145分ほどもつことがわかりました。
ETC車載器は想像した以上に熱をもちました。乾電池も暖かくなっていました。
途中でカードを抜き差ししましたが、抜いた状態だと消費電流が下がったようです。
実際に使う場合には、ETCゲートでの動作時消費電流はもっと大きくなることが予想されます。10Vか12Vないと電流がたりなくなって作動不良を起こすのではないかと思います。
ETCゲートを通過するときだけ電源をONすれば10回以上は使えそうだと感じました。
3】ETC車載器をタンクバッグに入れるための改造

アンテナ内蔵式ならばアンテナのケーブルを短くするという作業は要らないのですが、なにせ、ゼロ円キャンペーンですから機種なんて選べません。
ざくっとケーブルを切りました。なんだかむごたらしい姿です。
網のシールドと銅箔のシールドをめくって心線を接続します。
心線同士を半田付けしたら、心線とシールドが接触しないように熱収縮チューブで保護します。
(半田付け前に熱収縮チューブを通しておくのを忘れないように。)
網のシールド同士を絡み合わせて半田付けします。
あらかじめ通しておいた熱収縮チューブを被せて...
ありゃっ、絡み合わせて半田付けしたところが太くなりすぎて熱収縮チューブが被らない。なんてことでしょ。
ビニールテープでも巻こうかとあきらめかけたとき、コネクタハウジングを取り外せばいいことに気付きました。
2まわりほど太い熱収縮チューブに交換します。
会社から全種類の熱収縮チューブを拝借しておいて良かった。<ぉいぉい。
めでたくアンテナケーブルが短くなりました。
0.5mm厚のアルミ板にETC車載器本体とアンテナ、乾電池を両面テープで固定します。
On/Offスイッチはタンクバッグの外に出すためちょっと長さに余裕を持たせています。
4】実際にETCゲートを通過してみる。

できあがったのが真夜中でしたが、我慢できずに試しに行きました。
操作と気持ちに余裕を持たせるため、軽自動車で行いました。
インターチェンジに入る手前でスイッチオン。カード認識にかかる時間が部屋で試したときよりも長く感じました。走っていたからでしょう。余裕を持ってスイッチオンする必要があります。
ETCゲートの通過は難なくクリア。ゲート通過後に動作LEDが数秒間橙色になっていました。ゲートをくぐってすぐにスイッチオフするのは避けるべきでしょう。
出口の500m手前でスイッチオン。出口ゲートも当然問題なし。

今まで普通車で何度もETCゲートを通過したことがありますが、今回、オートバイに乗っている気分でゲートを通過して初めて気付いたことがあります。あの開閉ゲートのすきまってオートバイにとっては十分すり抜けできる幅ですね。いえ、深い意味はないですが。
5】ETCゲート通過前後の乾電池電圧変化

家を出る前の乾電池電圧と帰ってきてからの電圧です。
 前: 19.15V
 後: 18.88V
ゲート2回通過で0.27V降下しました。
乾電池電圧12Vまで使えるとして単純計算すると20回以上高速道路を使えることになります。十分実用域だと思います。


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