ゼファー750とハイパーモタードの車検に行ってきました。2019年初

年始、官公庁仕事始めの1/4、ゼファー750とハイパーモタードのユーザー車検に行ってきました。さすがに何回かやって慣れたので、午前中だけで二台の車検を済ませました。運輸支局と自宅を往復するだけで1時間半以上かかるので午前中だけで二台済ませるってなかなかでしょ?
二年前の車検の時に必要書類のブランクフォームを二台分持ち帰って自宅で全て記入しておきました。
今回の「どきっ」は、ハイパーモタードの光軸検査でした。
朝9:00に受検したゼファーはなんの問題もなく一発合格しました。
ハイパーモタードを受検する際、「あらー、受検する車が四輪車、二輪車とも他に一台もない。」という状況でした。検査官は当然、手持ち無沙汰な感じでした。私のハイパーモタードのヘッドライト光軸検査は、ヘッドライトの両端を両手で覆う必要があることが二年前にわかりました。あと付けHIDの光が左右に広がりすぎていて中央が判定しづらいのです。
暇そうな検査官が車体回りを検査したあと「テストはひとりでできますか。」といつものように訊くので「はい、できます。」と答えて検査装置に向かいました。検査官はどこかに行ってしまいました。速度計検査・ブレーキ検査が終わり、最後のヘッドライト検査のときにヘッドライトの両端を両手で覆っていたら、別の検査官が怪訝そうな表情をしてこちらにやってきました。あわてて両手を離すのもなんだか変なのでそのままにしていたら判定が「×」になりました。光量が足りないんだなと思い、検査官が見守る中、両手を離し、二回目のチャレンジです。光軸検査の受光装置が壊れたロボットのように左右に何度か動いて止まりました。「こりゃだめだ。」と思った瞬間、なんと判定「○」が表示されました。検査官が「しょうがねーなー。」という表情をしながらその後の排ガス検査を手伝ってくれました。あー、良かった。

車検に必要なもの

  1. 自動車税納税証明書 (領収証ではだめです。また、1年以上前の証明書もだめです。間違えて持ってきちゃうひとを見ました。市役所で再発行してもらえます。無料。)
  2. 自賠責保険証明書 (現在のものと、これから2年間のもの。民間車検準備屋で契約できます。11,520円/24ヶ月。二年前に比べて2千円も安くなってます。)
  3. 点検整備記録簿 (インターネットに転がっている記録簿を使ってそれっぽくチェックしておけばOKです。検査官はほんの0.2秒ほどしか見ませんから。)
  4. 自動車検査証 (車検証)
  5. 自動車検査票 [継続用] (運輸支局の窓口でもらえます。)
  6. 継続検査申請書 [OCRシート] (運輸支局の窓口でもらえます。)
  7. 自動車重量税納付書 (運輸支局の窓口でもらえます。)
  8. オンライン車検予約済みメールを印刷した紙、または、予約番号
  9. 認印 (念のため)
  10. 検査登録印紙 400円、審査証紙 1,300円、重量税印紙 3,800円(ハイパーモタード)、4,600円(初度登録から13年経過したゼファー)
  11. ギアシフト表示のシール (ハイパーモタードに元々貼り付けられていたシールがかっこ悪かったのではがしてしまいました。車検の時には貼り付ける必要があります。自作のものでもちろんOK。ガムテームに油性インキで手書きはNGらしい。)

XL250Sの非分解フューエルコックを分解してパッキンを交換

1979年のXL250Sも既にフューエルコックは (基本的に) 非分解構造なんですよね。
数年前からフューエルコックがほぼOffなのに燃料が流れてしまう、とかってなっていました。フューエルコックレバーを真横にすればOffになるのに、ほんのちょっと傾いているとOnになってしまう。Reserveとの切り替えは問題なく機能していたので放ってました。
でも、そのうちだめになるんだろうなーと、XLオフ会で話をしていたら、「みつ」さんが「俺はXL500Sのフューエルコックのパッキンを交換したよ。」とのこと。On / Off / Reserve を切り替えるためのパッキン単体は、XLのパーツリストに載っていません。だって、フューエルコックがカシメられていますから、当然アッセンブリー交換です。
「みつ」さんのお話ではCBなんとかのフューエルコックが分解可能構造でそのパッキンとXLのパッキンは共用なのだそうです。そんなこと知っているってすごすぎる。
その On / Off / Reserve を切り替えるためのパッキン単体 ( 四ツ穴のパッキン) の品番は下記です。
16955-268-020
「みつ」さん、ありがたや~、ということでパッキンをだいぶ昔に買っておきました。そして、2週間前に雪の中、林道ツーリングに行って帰ってきてフューエルコックをOffにするつもりで、ちょっとレバーをこじったらガソリンがだだ漏れしました。こじらなければとりあえず大問題にはならないのですが、レバーを押す感じでこじると確実にガソリンがだだ漏れします。こりゃ、さすがになんとかしなきゃ、と。
今日、フューエルコックを分解してパッキンを交換しました。
交換後の姿がこの写真です。
フューエルコックのレバー押さえ板がねじで留められているのがわかりますか?
元々は、ねじではなくカシメです。
燃料タンクのガソリンを抜いて、フューエルコックを燃料タンクから取り外し、フューエルコックのカシメ部分の頭を慎重に5mmドリルで揉んで削り落として分解しました。
取り出した四ツ穴パッキンは、いくらか変形していました。40年近くガソリンと接して押さえ付けられていたのですから当然です。新品のゴムの柔らかさとは確かに違う硬さですが、見た目的には大差ありません。
フューエルコック本体のカシメ部分の中央にドリルで慎重に2.5mm穴を開けました。貫通させるとドリルが折れてしまいそうな裏側形状なのでぎりぎり貫通しないような深さでとめました。このために買ったM3タップ #1, #2, #3を使ってM3雌ねじを切りました。非貫通M3雌ねじは力加減が難しいです。
On / Off / Reserve を切り替えるための四ツ穴パッキンは、純正代替品が見つかりましたが、フューエルコックと燃料タンクの接続部分をシールするパッキン「外径16mm, 内径9mm, 厚さ2mm」は用意できませんでした。仕方なく、キタコの耐ガソリン性ラバーシート 厚さ:1mm 材質:H-NBR 品番:0900-094-09010 を利用することにしました。円切りカッターで外径を切り出し、9mm穴あけポンチで内径を切り落としました。1mm厚さのままだと短い期間でへたりそうなので2枚重ねにしました。円切りカッターを今回始めて使ったのですが、要領を得るのにいくらか練習が必要でした。普通のコンパス同様、強い力をかけてはいけない、すーっと、何周か回して焦らず少しずつ切り込みを深くしていく感じです。
写真は使った部品と工具です。
無事に完成してフューエルコックを切り替えるとスムーズに動き、正しく動作しました。楽しいなー。

ゼファー750とハイパーモタードのエンジンがかからない、のその後

ゼファー750とハイパーモタードのエンジンがかからない、と大騒ぎしながら、6千円もするバッテリーを各々に買い、さらにゼファー750には4万円以上もする新品セルモーターも買いました。
で、結局、どちらもバッテリーを交換して問題が解決しました。ゼファーの古いバッテリーは、軽負荷だと問題なく振る舞い、セルモーターを回すような重負荷だと役立たずになってしまうというなんともややこしい状態だったのです。せめて毎週乗っていれば気づいたのでしょうが・・・
どうしましょう、この4万円以上もする新品セルモーター。

勘違いでゼファー750とハイパーモタードの車検に行こうとしたら・・・

【長文注意】
いや、ほんとにゼファー750とハイパーモタードの車検の時期だと思っていました。
前回の車検からもう2年も経ったのかー、と深い感慨に浸りながら車検予約システムで1月4日に2台の予約を入れました。ハイパーモタードにダンデムステップを取り付けました。2台ともトリクル充電器で充電を行い、何の不安もなく、いえ、久しぶりなのでほんのちょっとは不安もあったのですが、まずはハイパーモタードのエンジンをかけようとイグニッションオンにしたら、いきなり「カチカチカチカチ」、おいおいおい、トリクル充電器で充電完了したはずなのに、なんでイグニッションオンで「カチカチカチカチ」なんだ? なんかとっても深い電気系のトラブル? ついにハイパーモタードをバイク屋に持っていくことになるのか? 待て待て待て、落ち着いて原因究明しよう。電気テスターを引っ張り出してきて、まずは念のため大原則のバッテリー電圧を測ってみよう・・・ありゃ? 7ボルトってなにそれ? そりゃー「カチカチカチカチ」になりますわ。うーん、バッテリーを深放電してしまってトリクル充電器が勘違いしたとか? ほんと最近乗っていないからなー。新品バッテリーを注文すれば1月4日の車検には間に合うだろう。
ゼファーは8月に能登半島に行って以来だけど、バッテリーがOKなはずだからなんの問題もないと思うけど一応エンジンをかけてみよう、スイッチオン、ウインカーOK、前ブレーキでブレーキランプOK、後ろブレーキでブレーキランプOK、ホーンOK、セルスタータースイッチを押したら「カチッ」といって、メーターのインジケーター類が全部消灯・・・なにそれ? おまえもか? 原因不明ながら症状からしてヒューズが飛んだのだろうと、ヒューズボックスを開けながら「13年で初めてゼファーのヒューズボックスを開けるなー。」と思いました。ところがメインのヒューズは飛んでいなく、他全てのヒューズも飛んでいません。かなり私の頭は混乱状態です。再びイグニッションオンにするとメーターのインジケーター類が正常に点きました。さらに頭が混乱してきました。セルスタータースイッチを押したらまた「カチッ」といってインジケーター類が全部消灯。いや、よーく見ると油圧警告灯とニュートラルインジケータが同時に弱々しく、不規則に、点滅している。なんだこれ? 何かのエラーコードを示している? この時代のオートバイにそんな気の利いたエラーコードを出すとは思えないけど。サービスマニュアルを見ても手がかりなし。インターネットで検索してもわからず。電源系の問題だと思われるので、まずはバッテリーに直接つないでいる、ヘッドライト無接点電子リレーと電源取り出しコードを取り外しました。イグニッションオン、セルスタータースイッチを押したら正常にエンジン始動しました。ほっとしました。ヘッドライト無接点電子リレーか電源取り出しコードのどちらかに問題があったんだ、と思いながら、エンジンを止めて再始動しようとしたら、また「カチッ」といってインジケーター類が全部消灯・・・わけわかりません。イグニッションオフにして、電気テスターをバッテリー端子に当てると12.4ボルト。ほぼ正常です。イグニッションオンにしても12.4ボルト。はい、正常。セルスタータースイッチを押したら例によって「カチッ」といってインジケーター類が全部消灯、のように見えて油圧警告灯とニュートラルインジケータが同時に弱々しく点滅し、バッテリー電圧が7ボルトくらいに低下。なにそれ? 負荷なしだと正常な電圧だけど負荷をかけると急激に低下するとか? でもセルが元気に回ることもあるし、ますます不思議。
とりあえず2台ともバッテリーを新品に替えてから考えようと思いながら、年末年始なのに1月4日の車検に間に合うのかなー、2台とも問題あるのに。で、ふと何気なく前回のバッテリー交換っていつだったかなーとか前回の車検から何キロ走ったんだろーとか調べようと思って車検証を見たら「ぉおーっ! 2台とも車検は1年後じゃん。」何をどういう風に勘違いしたんだ? 前回車検を受けたのが年末で多分Googleカレンダーに次の車検時期を入力する際に勘違いしたんだろー、と。いや全くお粗末。
とりあえず車検の時期を気にすることなくじっくりと修理すれば良いとわかり気持ちに余裕が生まれました。
バッテリーを新品にすれば本当に問題解決するんだろうか? ハイパーモタードは単純に問題解決しそうだけど。確かめたいなー。そうだ四輪車のバッテリーでエンジンをかけてみよう。ワゴンRは女房と娘が二人で乗って行ってしまったので、フィットを使おう、待て待て待て、ハイブリッド車って確かバッテリーが上がった他の車を救護できないって何かで見たなー。12ボルトバッテリーは補機専用でエンジンスタートには使わないので大電流を流せない、とか。それを無視して救護しようとするとDC-DCコンバーターが故障するとか。このフィットは我が家の車ではなく女房が職場から土日も含めて借りているので壊すのはまずい。でも12ボルトバッテリーを使いたい。ならばバッテリーを取り外して使えば良い。でもバッテリーを外すといろいろなメモリーが飛んでしまってそれは面倒だし。あっ、パソコン用UPSの内蔵バッテリーって確か12ボルトじゃん。UPSから内蔵バッテリーを取り出してつないでおけばメモリーが飛ぶこともない。
フィットから12ボルトバッテリーを取り外し、ジャンパーケーブルでハイパーモタードにつなげました。セルスタータースイッチを押したらクランキングしました。でもエンジンがかかりません。1100ccツインで、ひさしぶりだから、一回目はだめっていうのはよくあります。さて、10秒ほど待って2回目。クランキングしますが、同じくだめ。3回やるとバッテリーの元気がなくなりそうなので、ハイパーモタードはクランキングするだけでとりあえず良しとし、ゼファーで試してみようと。ゼファーにつないだらあっけなくエンジン始動。不思議。ついでに10分ほどエンジンをかけたままにしてフィットのバッテリーにいくらかでも充電しようと。その後、ハイパーモタードにつないだらついにハイパーモタードのエンジンも始動。やれやれ。
フィットのバッテリーをフィットに戻して念のため問題ないことを確認しようとイグニッションオン。「充電システムを点検してください。」の警告表示。バッテリーを取り外したけど、UPSの12ボルトバッテリーを継続的につなげていたから問題ないはずだけどなー。まずいなー、借り物の車なのに。あっ! 電圧が低いことを検知してるのか。ならば走って充電すれば正常に戻るはず。電気テスターの電池が残り少ない警告が出ていたのでフィットでSeriaに行こう。走っていれば警告が消えるだろう。だめ、走っている間中、警告が消えませんでした。もしかして一度イグニッションオフにすればリセットされるのかもと淡い期待をいだきながら、Seriaで買い物を済ませ、さてこのまま家に帰るわけにはいかず、20キロ離れたホンダディーラーに行こうと思って走り出したら、あらま本当に警告が消えました。あーよかった。
ハイパーモタードの原因は症状からして単純にバッテリー不良だと思うのですが、ゼファーはわけわかりません。バッテリー、ヘッドライト無接点電子リレー、電源取り出しコード等の条件を変えてもそれらのなかに、これだ、という原因が特定できていません。インターネットでいろいろ探しているうちに、セルモーターとセルモーターリレーはヒューズを介していないということがわかりました。回路図を見てみると確かにそうです。セルモーターとセルモーターリレーに不具合が起きてもヒューズは飛びません。ヒューズを介していないから。それって怖い話だなー、と考えながらセルモーター内で短絡したら車両火災もありうるよなー、と。ぁあーっ、もしかしてセルモーターの中で中途半端に短絡してるとか? セルモーターリレーは正常に作動していて、セルモーターに電気が流れっぱなしとか。それも中途半端に。ならば12.4ボルトから7ボルトに落ちるのも筋が通る。で、時々、何かの拍子でセルモーターのなかで短絡が起こらないとか。カーボンブラシが異常に減っているとか。うーん、これに違いない。
ということで最近、お隣さんが引っ越して土地が売られ、大金投じてその一部を買って夢のガレージを建てて、今日床のペンキを塗り終えたばかりのそこでゼファーのセルモーターを分解しました。カーボンブラシは十分に残っていました。カーボンのカスはいくらかセルモーター内にありました。これで問題が起こるとなるとどのオートバイもみんなこんな症状になりそうな・・・いや、でもこれに違いない。そう思いたい。でも今日はもう時間切れです。広くて自分専用のガレージなのでこの続きは来週また。

ゼファー750とハイパーモタードの車検に行ってきました。

年末年始休みの初日、官庁最終日の今日、ゼファー750とハイパーモタードのユーザー車検に行ってきました。さすがに何回かやって慣れたので、午前中だけで二台の車検を済ませました。運輸支局と自宅を往復するだけで1時間半以上かかるので午前中だけで二台済ませるってなかなかでしょ?
二年前の車検の時に必要書類のブランクフォームを二台分持ち帰って自宅で昨日全て記入しておきました。
今回の「ほー。」は、ヘッドライト検査とかで一度不合格になって二回目を受ける際には、一回目が終わった後に最終確認ボックスで検査官の確認を受ける必要がある、でした。一回目でヘッドライトが不合格になったのでいつもの民間車検準備屋でヘッドライトを調整してもらい、二回目を受けようとしたら検査官が「最終確認ボックスで確認を受けましたか?」って訊くのでなんのことかと思いました。二年前はそんな必要なかったのに、変わったんですね。
二つ目の「ほー。」は、私は新車当時からハイパーモタードのヘッドライトにGARUDA製HIDキットを付けているのですが、実は結構これが厄介だとわかりました。一回目でヘッドライトが不合格になったので民間車検準備屋に行って調整してもらいました。数ヶ月前、フロントーフォークを分解するためにヘッドライトを外したので光軸がずれていてもしようがないな、とは思っていたのですが、民間車検準備屋で「光がかなり左右に広がっているので機械で光軸中心を判定しようとすると瞬間的に左右に振れて不合格になりやすいですよ。ヘッドライトレンズの左右両端を両手で覆うと光軸中心は安定するけど、明るさが150ないのでどうかなー。もしだめならオリジナルのハロゲンライトに換えないとだめかもしれませんよ。」へー、そうなんだー。今まで、光軸の上下だけ調整すればOKだったのでそんな危機感を持っていませんでした。
二回目のヘッドライト検査で、一回目、なんとNGでした。続けざまにもう一回だけできるのですが、同じ状態でやってもNGになるだろうと、とっさにヘッドライトレンズの左右両端を両手で覆ってみました。結果、合格! うーむ、結構きわどかったのね。
ハイパーモタードの検査のとき、検査場はガラガラで検査官は暇そうでした。検査官が「検査はひとりでできますか? 付きましょうか?」って言ってくれたのですが、お断りしました。検査官が付いていたらさすがにヘッドライトレンズの左右両端を手で覆うわけにはいかないですからねー。
三つ目の「ほー。」は、OCRシート(継続検査申請書)がこの年末から無料になりました。今までは一枚30円でした。なんでこれだけ有料なのかとっても不思議でした。多分、用紙そのものは一枚2円くらいでしょう。それを売って領収証を発行する人件費と場所代が28円だったのでしょう。で、やっとその不思議が解消されることになりました。
四つ目の「ほー。」は、ヘッドライトで不合格になったために最終確認ボックスでもらった「保安審査における不適合状況のお知らせ」という紙を見て、スピードメータテストに関してなるほどと思ったことです。ゼファーでスピードメータテストを行った際に、「メータが40km/hを指したらフットスイッチから足を離す」という場面でつま先は離したのにかかとがフットスイッチに残っていてタイミングが遅れNGになってしまいました。続けざまにもう一回できたのでそのときには失敗せずにできました。「保安審査における不適合状況のお知らせ」にスピードメータテストでは、「メータが40km/h表示のときに、実速が29.1km/h以上、42.5km/h以下であること。」と書いてあります。つまり、メータが40km/hキッチリでフットスイッチを操作する必要はないということです。メータ表示が35km/hあたりでおもむろにフットスイッチから足を離せば良いということです。
五つ目、最後の「ほー。」は、同じく「保安審査における不適合状況のお知らせ」に書いてあるヘッドライトの明るさに関する基準です。15,000 cd 以上、430,000 cd 以下であること、です。民間車検準備屋で「明るさが150以上必要。」と言っていたのはこのことです。桁数がずれているけど光度のことです。光の明るさは日常生活に直結しているのですが、明るさの基準というか明るさを定量的に述べるのはなかなか難しいのです。光度 (単位: cd 、光源からある方向に発する明るさ・エネルギー)、光束(単位: lm 、ある面を通過する光の量・明るさ)、照度(単位: lx 、ある面を照らす光の明るさ)、輝度(単位: cd/m^2、面積のある光源の明るさ) と、明るさを表す物理量は何種類もあります。因みに光度(cd)はSI基本単位7個のうちの一つです。唯一、ヒトの感じる量を表す心理物理量です。で、15,000 cd 以上の光度が必要なのですが、光度は厳密に言えば、面積を持たない点に向かう光の強さです。しかし、実際に光の強さを計るためには、光を受けるセンサーの面積が必要です。つまり、光の強さをセンサーの面積で平均化する必要があります。車検に使われるヘッドライトテスターの光センサーの大きさは誤差を吸収するために結構大きいと思われ、多分、あのヘッドライトテスターの表面の面積の7割ぐらいではないかと。と言うことで、私のハイパーモタードのHIDのように縦に狭く横に広い光でも十分に明るければ光軸が多少ずれていても光度はOKなはずです。ただ、横に広いと機械が判定する中心が瞬間的にずれやすいのでNGになりやすく、それを回避するためにヘッドライトレンズの左右両端を覆うというのが有効になります。

車検に必要なもの
1. 自動車税納税証明書 (領収証ではだめです。私の後ろの人が領収証しか持っていなくてがっかりしていました。紛失した場合、市役所で発行してもらえます。無料。)
2. 自賠責保険証明書 (現在のものと、これから2年間のもの。民間車検準備屋で契約できます。13,640円/24ヶ月)
3. 点検整備記録簿 (インターネットに転がっている記録簿を使ってそれっぽくチェックしておけばOKです。検査官はほんの0.2秒ほどしか見ませんから。)
4. 自動車検査証 (車検証)
5. 自動車検査票 [継続用] (運輸支局の窓口でもらえます。)
6. 継続検査申請書 [OCRシート] (今までは一枚30円で買う必要がありました。今は運輸支局の窓口でもらえます。インターネットからダウンロードできるようになると検査官が言ってました。)
7. 自動車重量税納付書 (運輸支局の窓口でもらえます。)
8. オンライン車検予約済みメールを印刷した紙、または、予約番号
9. 認印
10. 検査登録印紙 400円、審査証紙 1,300円、重量税印紙 3,800円、[合計 5,500円]  (私のゼファーは次回、初度登録から13年が経過するので重量税が 4,400円になります。18年を経過すると5,000円になるそうで。古いクルマは燃費が悪くて排気ガスが汚いので、環境のために新しい車に換えさせようと税金が高くなるのでしょうが、新しい車を作る環境負荷のほうが大きいと思うので古い車を大事に乗っているほど税金が安くなるべきではないかと。そりゃ、50年、100万kmとか乗っていたらさすがに延べ環境負荷は高くなるのでしょうが。
11. ギアシフト表示のシール (ハイパーモタードに元々貼り付けられていたシールがかっこ悪かったのではがしてしまいました。車検の時には貼り付ける必要があります。自作のものでもちろんOK。ガムテームに油性インキで手書きはNGらしい。)
12. 民間車検準備屋でのヘッドライト光軸調整 1,850円 (2年前より50円高くなった・・・のかな。)

結局、Xperia Z3 Compact を買いました。中古で4万円もしました・・・

私はXperia mini ST15aが大好きでした。世界最小3インチスマホ。ズボンの前ポケットに余裕で収まり、GPS精度が抜群に高く、電子コンパスもついている。
でも、さすがにアプリのアップデートにハードウェアが追いつかなかったのだと思います。RAM容量500MBでは当然アプリデータが収まらず、 ルート化した端末の強みで Link2SD を使って可能な限りアプリデータをSDカードに逃しました。でも、ついに来てしまったのです。多分、Google Play 開発者サービス (Google Play Services) が 正しく動作しなくなったのだと思います。Link2SD で無理やりSDカードに放り込んでいたのですが、アプリを動かす根幹部分なので矛盾が生じたのでしょう。自動同期ができなくなってしまいました。あらゆることをやりましたが、だめでした。
161002格安4インチスマホ (息子に譲渡済み) を試し、格安4.2インチスマホ (表のガラスがわれてしまいました) も試し、やっぱりちゃんとしたXperiaが欲しいなーとなったのでした。近頃のXpreriaで一番小さいZ3 Compact (docomo SO-02G [4.6インチ]) にしました。2年前のモデルですが、程度の良い中古が4万円もしました。
でもさすが Sony Xperia です。そして時代も変わりました。
この端末は Android 6.0.1 にアップデート可能です。そして、docomo端末なのにルート化しなくてもテザリング可能にすることができます。ルート化せずとも adb shell を使って settings.db を編集できるのです。驚き。ルート化しなくてもセルスタンバイ問題は起こらないし、標準搭載されたフォントも見やすいし、アプリデータをSDカードに移せるし。まー、唯一、プリインストールされたしょうもないアプリ (特にdocomoアプリ) がアンイストールできないのは残念。これがいやで Z3 Compact グローバルモデルも検討したのですが、docomo foma プラスに対応していないのです。docomo MVNO の SIM カードを使うのに foma プラスが使えないのはさすがに残念すぎます。
写真は、左からガラケー Sonny Ericsson Xmini 2台、世界最小スマホ Sonny Ericsson Xperia mini ST15a 2台、格安4.2インチスマホ (FREETEL Priori 3 LTE)、Sony Xperia Z3 Compact (docomo SO-02G)。
通話は今まで通り、ガラケー Sonny Ericsson Xmini (au で月1,000円ほど) です。通信は、サイズが大きくなるのが残念ですが、Xperia Z3 Compact (DMM mobile で 月500円ほど [1GB]) 。オートバイツーリングのカーナビ用に 今まで使っていた Xperia mini ST15a (So-net ゼロSIM 月0円 [500MB]) という3台体制です。

スマホ Sony Ericsson XPERIA mini ST15aでGmailが送信できなくなり・・・

昨日の昼間、スマホからGmailを送ろうとしたら、「送信しています…」と表示されたまま、何分経っても送られませんでした。で、送信トレイでその送信できないメッセージを選択して削除して、再びメッセージを作成して送ろうとしたのですが、「送信しています…」で全く同じ。端末を再起動しても症状変わらず。受信はできて、その前日まではなんの問題もなく送受信できていたのに。
まー、ここ1ヶ月ほど、Gmailの動きがおかしかったんですよ。やたら動作が重かったり、Gmailのアップデートが来たので更新したら「Google Play 開発者サービスが応答しません」のようなエラーメッセージが出てGmailが起動できなかったり。仕方ないので、Gmailのアップデートを諦めて、もう一回Gmailのアップデートが来るのを待って今回のアップデートでやっとGmailが動くようになった、と思っていたのですが、やたら動作が重い。そして昨日ついに送信できなくなってしまったと。
まー、4年も前の端末でRoot化した古いファームウェア(Android 4.0.4)、少ないメモリー容量を補うためにLink2SDでなんとかしのいできたのですが、もうそろそろ潮時かなと。1ヶ月ほど前から最新の7千円4インチ格安端末を併用していたのですが、GPS精度がひどいとか、電子コンパスを搭載していないとか、電子コンパスを搭載した1万円超えの4.2インチ端末も試したけどやっぱりGPS精度が悪いとかで、結局この3インチXperia ST15aに戻ってくるわけです。ポケットに全く問題なく収まるというのも大きなメリットです。
なんとかこのXperiaを使いたいということでいろいろやってなんとかGmailが使えるようになりました。
Google Play 開発者サービスのエラー通知が出たところで通知をタップしてGoogle Playの「Google Play 開発者サービス」のアプリページを表示させます。「アンインストール」をタップしてGoogle Play 開発者サービスを一度アンインストールします。その後、Google Play 開発者サービスをインストールします。端末を再起動します。再起動により「Androidアプリ1個を更新」とかいうメッセージが表示されます。多分、Google Play 開発者サービスだと思います。
screenshot_2016-09-24-22-29-14sGmailの設定データや端末内のメールデータを削除します。
方法は、下記の通りです。
設定 > アプリ > Gmail で左の画面が出ます。
「データを削除」を選択します。「アカウントデータを含めてぜーんぶのデータが消えちゃうけどいい?」とかいう怖いメッセージが出ますが、仕方ないです。「OK」します。
Gmailを立ち上げるとGoogleバックアップに残っていたアカウントデータは再現されます。メールパスワードやPOPアカウントのメールサーバー情報とかは再入力する必要はありません。ただし、メールメッセージのデータは端末から完全に削除されたため同期が始まります。私のようにGmailに8個ほどメールアカウントを登録してあると同期に20分ほどかかります。同期が終了するとめでたく送受信ができるようになります。
左の画面より下に「キャッシュを削除」というのもあるのですが、これをやっても問題は解決しません。

今回、私の場合は、上の操作で問題は解決しましたが、Google Play 開発者サービスの再インストールが必須だったかどうかはわかりません。
機種: Sony Ericsson XPERIA mini ST15a
ルート化されたAndroidバージョン: 4.0.4 (Fomaプラス対応とセルスタンバイ対策も済み)
ビルド番号: 4.1.B.0.587
Google Play 開発者サービス バージョン: 9.6.83 (032-133155058)
Link2SDバージョン: 4.0.12
Gmailバージョン: 6.9.133109232.release

2016-09-25追記
めでたく送信ができるようになったのですが、なぜかリアルタイムのプッシュ通知による受信ができなくなってしまいました。数時間後に受信の通知が表示されると。そりゃ、困る。
落とし穴がありました。アカウントごとにプッシュ通知をOnに設定してやる必要があります。なんでOnをデフォルトにしておいてくれないんだろう?
Gmailアプリを起動 > 設定 > 各Gmailアカウントを選択 > 受信トレイの音とバイブレーション > 新着メールごとに通知する のチェックをOnにする

2016-10-02追記
本当にいろいろやりましたが、Gmailの自動同期ができなくなってしまいました。つまり、メールが届いても通知されないという、スマホとしては致命的な不具合です。上記9/25の時点では、「新着メールごとに通知する」をOnにしたら受信メールごとに通知がされたとおもったのですが。
ことの顛末は、2016-10-02の記事を呼んでください。

娘が自動車運転免許証を取って、幸せだなー。

娘が普通自動車運転免許証 (AT限定) を取りました。
昨日、今日、娘を助手席に乗せて、私が運転しながら注意点を喋りながら走ったり、娘が運転するのを助手席で見守りつつ助言を与えたりして幸せな時間を過ごしました。
ついこの間、スーパーマーケットに行くため、娘と手を繋いで歩きながら、幸せだなーと思っていたのにあれからもう十年も経ったんだなー。いろいろあったし、これからもいろいろあるんだろうなー。
明日、世間はお休みなのですが私は仕事です。自動車業界にいると祝日に疎くなります。

Hypermotardのフロントフォークオイルシール交換

160911久しぶり(5年ぶり)にウェブページを更新しました。
Hypermotardのフロントフォークからオイルが漏れてきたのでオイルシールを交換することになったのですが、CDのサービスマニュアルは全くあてにならないし、インターネットを検索してもHypermotard 1100S(初期型)のフロントフォーク分解の情報がないのです。
いや、結構がんばりましたよ。フォークインナーチューブやアウターチューブに傷を付けながら。

卒業できないって、何を今更・・・

3日ほど前、女房が息子に電話して発覚しました。卒業留年だそうです。
卒業論文が通って発表も無事終わり、学会誌に載せてもらえることも決まり、大学院の研究室も決まっていたのに、必要な単位が取れず卒業できないって、なんだそりゃ?
確かに変わった大学で4年生の後期に、後期にしか取れない必須科目があるため全員に卒業留年の可能性があるのですが、見事それに引っかかったと。
楽しい趣味にのめり込むのもいいけど、卒業留年ってなんだかなー。
ということで、本人も反省して、半年間、卒業に必要な単位以外もたっぷり勉強して大学院入学試験に再挑戦して卒業し、半年遅れで大学院に進学し、1年半で大学院を修了すると。
そしてこの半年間は自分で金を工面すると。
まー、後で「あれは良い刺激になった。」と思えるようになれば良いんだけど。