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[オートバイっていいよな〜、の世界]   このページの最終更新2007-01-29
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モリワキ チタンモンスター キャタ

チタンモンスターに関してだいぶ詳しく書きましたが、結局ノーマルマフラーに戻してしまいました。
私にとって集合管のエキパイの低さは致命的とも言えます。不整地も走るようなキャンプツーリングをする私はいつもエキパイを気にしながら走らなくてはならないからです。
ノーマルマフラーに戻してゼファーを眺めたとき正直ほっとしました。私のゼファーにはノーマルマフラーが似合っている、と。
あの軽さは魅力だったんですが。


型番: 01810-D3213-00
定価: 157,500円
購入価格: 125,000円 (家庭内公表額? 4万円)
重量: 3.5kg
JMCA認定番号: 00728212
近接排気騒音値: 92dB(A)
騒音規制: 平成13年規制対応
排ガス規制: 平成11年規制対応 (触媒付)
仕様: センタースタンド可、オイル交換可、オイルフィルタ交換不可
    吸気系のセッティングは不要(らしい)
取扱説明書: モリワキのウェブサイトには型番と価格しか載っていません。写真すら載っていないのです。ということで、情報提供のために取扱説明書をここに置きます。ただし、原本のコピーそのままというのは問題があるので製品情報の取得に問題ない部分を一部消してあります。

●他製品との比較
このチタンモンスターを買うにあたっていろいろ悩みました。

そもそも私はこれまでオートバイをノーマル状態で乗ってきました。金銭的な理由もあったけど、何よりメーカが時間と金をかけてバランスを取ったオートバイという集合体の一部だけ交換してメリットがあるのだろうかという疑問があったのです。
でもインラインフォーに乗るからには一度は集合管を付けてみたいという憧れがあったのです。実は2年ほど前の2004年夏にダイシンオールアルミマフラーという格安品を一週間ほどつけました。価格・スタイル・軽さはすばらしかったのですが、音・低回転での不安定さ・車検非対応・センスタ不可等の理由で好きにはなれませんでした。このあたりについては別のページ で詳しく書きます。

今回は、車検対応・センタースタンド可・信頼性を条件に探してみました。
候補は下記の3つでした。
 ○モリワキ チタンモンスター キャタ
 ○BEET NASSERT-3D STD TI/TI 0282-K71-50 JMCA 93dB(A) \187,950
 ○SP忠男 PURE SPORT onetail Ti ZE7-ST-12 JMCA 92dB(A) \182,700
SP忠男のマフラーはウェブサイトに開発記が載っていて性能的には信頼できそうです。でもあの重苦しいスタイルとステップ位置を後ろにずらして取り付ける必要があるというのが私の好みから外れてしまいます。
BEETもウェブサイトにダイノマシンによる性能比較が載っていて信用できそうだし、エキパイの曲線が私好みで良かったのですが、カワサキにはやっぱモリワキでしょ、ということ、そして価格の安さで安易にモリワキにしました。

●気に入っている点
○軽い。
総重量3.5kg。なんと言ってもこれがマフラー交換の一番の理由です。
ノーマルマフラーは総重量15.4kg (エキパイ部7.4kg + 消音器部4kg x 2)、約12kgの軽量化となります。乾燥重量204kgのゼファーが乾燥重量192kgになります。
で、体感的にはというと、バイク置き場から引っ張り出すときにその軽さがわかります。ガソリンタンクがほぼ満タン状態でそう感じたので確かです。ワインディングロードでは切り返しが軽くなったような気がします。操縦性に関して私は鈍感なので正直あまりわかりません。
○性能ダウンがない。
性能が上がったかどうかはさっぱりわかりません。でも、体感的に性能が落ちているような気はしません。2000〜3000r/minくらいの低回転でパーシャルを維持しても音や回転がばらつくようなことはありません。意地悪的に1500r/minくらいから加速してもノーマルマフラーと同様に加速します。高回転での吹け上がりはノーマルでも私のコントロール域を超えていたので正直わかりません。高回転からアクセルを全閉した際の下品なアフターファイアは皆無です。吸気系をノーマルのまま乗る人には良くできたマフラーだと思います。
○合法改造マフラーである。
私のような小心者にはこれは重要なポイントです。認定品とはいえ、ノーマルより明らかに音が大きいです。でも車検にこのまま通る合法マフラーだという自信を持って走れます。
○シンプルなスタイルとチタンの輝き
こぢんまりとシンプルなスタイルはゼファーによく似合っていると私は思います。そしてあのチタンの渋い輝き、いいじゃないですか。まだ焼き色を付けている最中です。焼きムラをつけないように慎重にやっていこうと思います。

●気に入っていない点
○エキパイの曲げ
私の好みはシリンダヘッドから出て集合部に至るまできれいな曲線を描いたエキパイです。でもチタンモンスターのそれは3回曲げてその間は見事に直線です。う〜ん、ちょっと美しくないなー。
エキパイが集合部の前側に地面と平行に直線でかなりの距離伸びています。よって、実質的な路面クリアランスが少ないです。私は買って2日目にちょっとした段差でこすっちゃいました。キャンプツーリングをする私は不整地やときには林道を走ります。エキパイの低さは非常に困ります。チタンモンスターに限らず全ての集合管について言えることですが。
○音
全体的には悪くないんですが、というか気に入っているんですが。2500〜3000r/minという私がもっとも多用する回転域でヴォーーーという結構大きなマフラーの共鳴音がします。そんな回転域を多用する人間が集合管つけるな、という声も聞こえてきそうですが。
○センタースタンドの左側
センタースタンド取付可のどの集合管にも言えるのですが、左側の消音器を避けるためにニョキッと伸びたセンタースタンドが不細工。かといってあんな便利なセンタースタンドを取り外すのはもったいないし。センタースタンドに改造を加えようかなとも思っています。

●取り付けに際して
取り付けに関して私は問題なく行えました。以前、ダイシンオールアルミマフラーを取り付けたことがあり、そのときの記録と記憶が残っているからかもしれません。
取扱説明書に、エキパイ後端部から25mmのところに油性インキで印をつけてこの印までエキパイを集合部に差し込む、とあります。私は、30mmのところにテープを貼り付けました。パイプによっては30mm程入ります。25mmのところに印をつけてしまうとどれくらい余分に差し込まれたかがわからなくなってしまいます。
別のページに取り付けの手順・詳細を載せました。参考にしてください。

●今後
○燃費
上記の通り性能が変わっていないので多分燃費も変わらないだろうと思うのですが、今後の燃費を気にしていこうと思っています。因みにこれまでは約20km/Lです。チョイ乗りや街乗りはほとんどなし、半日または日帰りツーリングや宿泊ツーリングが主な走りです。
○騒音値
私の会社には幸いなことに騒音計(音圧計ともいいます)があります。近々回転数毎の騒音値を計測してみようと思います。ノーマルマフラーとダイシンオールアルミマフラーの騒音値はこちらのページ を参照してください。
○センタースタンドの左側
上記の気に入っていない点でも書いていますが、不細工なセンタースタンド左側をすっきりと短く改造しようかなと思っています。ヤフオクで中古品を手に入れて、切って溶接するまたは曲げる、またはその両方を組み合わせて集合管用の美しいセンタースタンドにしたいです。私にその技術はないので、採寸して図面をおこしてどこかに頼もうかなと思っています。

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